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東京理科大学との連携 ~つづき~

成城祭にて

先日の、成城祭にて、東京理科大学のみなさまにご協力をいただきました。

本校科学部化学班、副部長の上村くん(中学3年)に感想を聞きました。

Q:具体的に内容を詰めていったときに、実現が難しいと感じたことがありましたか?

A:科学部は現在、5つの班に分かれて活動しているという点もあって、予算や材料が一番心配でした。特に当日やるという方向で決まっていた「ビスマスの結晶」という実験があったのですが、直前で発送が文化祭当日に間に合わないと分かった時は本当に焦りました。しかしそこで理科大の皆様が機転を利かせて大学の方からビスマスを貸し出していただいたことで、無事当日を迎えることができましたし、ほかの薬品の提供もしてくださり、とても助かりました。

 

Q:大学生のみなさんと一緒に活動をして、自分たち成城生と似ていた点や違っていた点について教えてください。

A:先ほども述べたように、科学部が5つの班にわかれているという特性上、成城科学部では化学実験だけが目的で入部している方は少ないと思います。ですが理科大の皆様と話し合いやメールなどで話すとともに、理科大の皆様が僕らの何倍も熱を持って化学に取り組んでいらっしゃるんだなということが伝わってきました。僕らが何かを聞くと、そこから一つ、また一つとアイデアが飛び出してきて、引き出しの多さはもちろん、文化祭での見せ方などもとても上手で流石大学生だな、という感じでした。

Q:また機会があれば、東京理科大学のみなさんと一緒にどんなことをやってみたいですか?

A:また機会があれば、今度はもっと多くの事をしてみたいですね。今回理科大の方に協力していただいたのは、「ビスマスの結晶」「青い水(振ると色が変わる水)」「つかめる水」の三つなのですが、すべてが常設の展示となりました。なのでもし次があるのであれば、演示としてできるような、ド派手なことをやってみたいですね(笑)

今年の文化祭での化学班は、例年とは少し違った形でやらせていただきましたが、これが部に良い刺激になればいいなと思っています。改めて東京理科大学Ⅰ部化学研究部の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

上村君の感想からも、成城科学部化学班みんなの好奇心が大いに高まっていた様子が伝わってきます。
成城祭当日、東京理科大学のみなさまは、来場者の小学生たちと穏やかに会話を交わしながら、化学の不思議を紹介されていました。
化学を通じての交流、それぞれに良い時間となりました。

「つかめる水」の実験風景

実験に参加した小学生たちは、「不思議がいっぱい!」の表情で、『夢中』になっていました!

~おわり~

<東京理科大学のホームページにも掲載していただきました>

https://www.tus.ac.jp/today/archive/20240926_6273.html