生徒会長選挙
1.生徒会長選挙
5月14日のLHRの時間に、中高生徒会・会長選挙が行われました。これまでは、全校生徒が集まる場所が限られていたことから、生徒会選挙は放送による音声での演説が行われてきました。ところが、ここ数年のICT環境の整備により、教室をオンラインでつなぐことで、テレビ中継が可能となったことから、今回は、間接的ではありますが対面で演説をして、投票という運びになりました。
各教室での準備を終えたあとに、担当の先生から「準備できた教室は挙手をお願いします。」とアナウンスがあると、中学1年生は元気よく「はーい」と手を挙げていましたが、いやいやそうじゃないでしょ、オンラインで挙手ボタンを押してくださいですよと、お互いにツッコミを入れていました。
中学生徒会長候補の顔が黒板に映し出されると、拍手喝采が起こりました。この演説の直前、会長候補の生徒は「顔を出して話すのは無理です。」と言っていて、かなり緊張していたようでしたが、画面で見ていると、とても落ち着いて話していて、好感触でした。
中学の会長選挙の次は、高校生徒会長選挙でした。高校生徒会長候補は、かなり入念に準備をしてきていて、冒頭の挨拶の後、パワーポイントを使って、今後の活動内容についての説明をしていました。黒板に資料が提示されているので、生徒たちは顔を上げて、しっかりと演説を聴いていました。
投票の結果、中学・高校とも、生徒会会長・副会長が信任されました。4名のみなさん、1年間頑張ってください。
2.廃棄本の配布会
12:35 ピンポンパンポーン「図書委員会からのお知らせです。12:45から図書館にて、廃棄本の配布を行います。週刊ベイスボール、ダヴィンチなどの雑誌に加えて、今回は通常図書もあります。希望する人は、図書館まで来てください。」という、放送がスピーカーから流れてきました。果たして、どれくらいの生徒が図書館に来るのかなと思い、図書館に行ってみました。
12:45 図書館に行ってみると、びっくりするくらい生徒が集まっていて、早速、自分の興味のある雑誌・書籍を物色していました。なるほど、週刊ベースボールは人気があるんですね。取り合いになっていて、あっという間になくなっていました。書籍の棚のところでは、高校生が「これも欲しいな、でも、もらいすぎかな」と本を手に取りながら悩んでいましたが、司書の先生から、「何冊でも持っていっていいですよ」のアナウンスがあったことで、欲しい本を全て持ち帰ることにしたようでした。
欲しい書籍が決まったら、図書館の出口のところで、図書員の生徒にチェックをしてもらい、退館していました。どさくさに紛れて通常の図書を持っていってしまっては、大変ですからね。にぎやかな雰囲気の図書館となり、休み時間終了のチャイムが鳴る頃には、ほとんどの雑誌がなくなっていました。ちょっと、気になったのは、ファッション雑誌がきれいに並んで残っていたことですね。15分の短い時間でしたが、それぞれ楽しい時間を過ごせたのではないでしょうか。
令和4年5月16日
校長 岩本 正