お知らせ
中3:理科2「GW課題」優秀作品紹介
本日は中学3年生の理科の2分野の取り組みをご紹介いたします。
中学3年生では、ゴールデンウイーク中に「自然・生物を観察し、報告する」というレポート課題に取り組みました。観察で得られた「問い」を解決するまでが今回の課題です。
ゴールデンウイーク明けの授業で、レポートを説明する機会を設け、生徒たちは自分が研究したレポートを一生懸命プレゼンテーションしていました。
今回、生徒たちが作成したレポートの一部をコメントと共に紹介いたします。(※個人名は編集して削除してあります。あらかじめご承知おきください。)
【コメント】
他者の目を引く工夫も素晴らしいですが、「ツバメと他の鳥の違いを探す」という観点が良かったです。
「栄養豊富な植物 ドクダミ」
【コメント】
身近な「ドクダミ」を詳しく調べてくれました。次の「問い」につながりそうな観察なのが良かったです。
「登れ!テントウムシ」
【コメント】
負の重力走性を持つことで有名なテントウムシですが、どこまで登るのか?あまり考えないテーマですね。「一本取られた!」という印象でした。
「金魚と転覆病の関係」
【コメント】
転覆病から回復した金魚と、そもそも罹患していない金魚の違いを「エサの食べ方」から考えた研究。対象区の大切さをよく理解した研究でした。
「カボチャの雌花」
【コメント】
自分が育てているカボチャの疑問を解決する研究。ここから発展が期待できそうな研究でした。
「一本の枝のレポート」
【コメント】
サクラの枝一本からレポートが作れるか?という内容。サクラの特徴の1つである「蜜腺」に気づいていたことに驚きました。しっかり観察したことがよくわかりました。
「アカハライモリは明日の天気を知っているのか?」
【コメント】
自分の仮説を検証するために、浴室で高湿度の状況を作って観察するという努力が良かったです。もう少し個体数を増やせると良いですね。
「誰でも作れる?アクアリウム」
【コメント】
5月考査の課題図書だった「ソロモンの指環」にあったアクアリウムを自分で作れるか試した研究。本を読んで感動した内容を実践に移す、バイタリティが良かったです。
【コメント】
飼育している水槽の魚たちの優劣関係を調べた実験レポート。複数回実験を行い、検証しながら研究したのが良かったです。それではなぜ優劣が決まるのか?新たな「問い」が生まれる良い研究でした。
【コメント】
サボテンを観察して得られた疑問をしっかりとまとめてくれました。
【コメント】
草の水を乾燥させる実験手法がなかなかユニークでした。この手法で色々な植物の生態の違いをみて欲しいです。
「シカの逃げるための体のつくり」
【コメント】
飼育員さんから教えてもらえた答えから、導いた「まとめ」が簡潔で良かったです。
「環境の破壊者、アメリカザリガニ」
【コメント】
厄介者の外来種、アメリカザリガニとの今後のおつきあいを考えたレポート。アメリカ南部の文化を導入するという驚きの解決手法に思わず笑顔になってしまいました。
「筍が竹になるまで」
【コメント】
タケノコの成長過程を調べてまとめたレポート。フィールドでもっと色々な「問い」を探すとなお良いです。
「ペンギンは集団で行動するのか、それとも単独か」
【コメント】
ペンギンの種別の活動状況を調べたレポート。生息地を調べて自分なりに考察したのが良かったです。
「植物の比較」
【コメント】
身近な植物を調べたレポート。次回は別の生態系(森林など)と比較してみて欲しいです。
「賢いハエトリソウの仕組み」
【コメント】
ハエトリソウの基本的な生態をよくまとめてくれました。身近なテーマなので、より深い問いを引き続き考えて欲しいです。
「ナメクジから学ぶ浸透圧」
【コメント】
7月考査の範囲の「浸透圧」を予習する内容でした。自分の実験で得られた疑問をしっかり調べて解決していました。学習はそれの繰り返し!引き続きがんばりましょう。