お知らせ
中2:林間学校(1)
中学2年生の希望者を対象としたスキー学校が本日から始まりました。スキー学校は例年、長野県にある戸隠高原で行われますが、長野県といえば同じく中2の夏休みに行われた林間学校で信濃町を訪れております。掲載がだいぶ遅くなってしまいましたが、本日から3日間にわたって、当時の林間学校の様子をご紹介します。
今年度の林間学校は、7月17日~19日の2泊3日の日程で、例年通り涼風の長野県信濃町の黒姫高原に行ってきました。天気にも恵まれ、生徒たちは忘れられない経験をしたようです。
今年度の林間学校の体験は大きく分けて、3つあります。「林業体験」「森林トレッキング」「民泊体験」の3つです。そのうち、本日は「林業体験」の様子をご紹介いたします。
学年の生徒全員で「林業体験」を行うのは、現高3学年で実施した2013年度以来です。なぜ林業なのかと言いますと、中2学年は、入学準備課題で「日本の森林問題」というタイトルで小論文を課されていましたが、その内容の中には「林業をやってみたい」という言葉が多く書かれていたり、林業の不理解による森林問題のミスリードが多く見られていたからです。ですので、今回の林間学校では、生徒全員の林業を実施し、林業の楽しさと奥深さを学んでもらうこととしました。
「林業体験」では、除伐と間伐を体験させていただきました。有用な樹を残しながら、被圧された樹を伐採していく。最初は「切っちゃっていいの?」という表情の生徒たちでしたが、やはり男の子。一度切り始めると、夢中になって樹を切っていました。間伐が終わり、明るくなった森林を、生徒たちは誇らしく見ていました。最後には、全員でエンピツを作り、良い思い出ができたようです。