お知らせ
高2:沖縄修学旅行報告
2015年度、高校2年生は去る3月4日(金)から7日(月)に修学旅行で沖縄に行ってきました。沖縄の自然・文化・歴史について学ぶ盛りだくさんの旅でした。
事前学習では沖縄戦の悲劇や基地問題に揺れる沖縄の現状を、LHRを利用して学びました。部屋割りや行動班を決め、荷物を事前に送り、出発の朝を迎えました。
初日~2日目にはひめゆり祈念資料館、平和祈念公園、旧海軍司令部壕ほか戦跡をめぐりました。太平洋戦争において沖縄本島に上陸した米軍から逃れガマ(自然の洞窟)に隠れた沖縄県民たちの壮絶な経験について学びました。行楽気分の成城生たちの表情も、語り部の方のお話を聞くうちに真剣な面持ちに変わりました。
2日目夕方には民泊でお世話になるご家族と対面式を行い、生徒たちは各ご家庭へと分かれて行きました。いっしょにご飯を食べたりいろいろな活動をしたりして、1泊だけではありますが楽しく過ごせたようです。民家の方々の優しさに心を打たれたと多くの生徒が後日報告してくれました。
3日目午後はリバートレッキング、海辺での生き物探し、マングローブカヤックのアクティビティに分かれてそれぞれ沖縄の大自然を楽しみました。激しい雨となりましたが、みんな根性で乗り切りました。リバートレッキングでは寒い中滝壺で泳いだつわものもいました。
4日目はついに快晴に恵まれ、きれいな沖縄の海を見ることが出来ました。首里城、海中公園、美ら海水族館、東海岸ぬちまーすの4つのコースに分かれ班別行動を行ないました。多くの生徒が国際通りでお土産を買ったようです。
天気はいまひとつでしたが、生徒にとってよい思い出となることを願います。
<余禄>今年で定年退職を迎える国語科の内田明先生を驚かそうと、生徒の有志がサプライズ企画を立案しました。旅行社の方々にまで協力を頂き、夜のレクリエーションの集合時間を偽り、完全にだまされた内田先生が後から会場に現れ拍手で迎えられるという大仕掛けなものとなりました。その後ステージに上がった内田先生への質問コーナーや色紙の贈呈などがあり、最後は内田先生の「命がいちばん大事」という素敵なスピーチを聞くこともできました。成城生の団結力が発揮される一幕となりました。