自転車競技部:令和5年度東京都高等学校自転車競技新人大会(ロード競技)報告
自転車競技部:令和5年度東京都高等学校自転車競技新人大会(ロード競技)報告
自転車競技部は,10月28日(土)・29日(日)に日本サイクルスポーツセンターの5kmサーキット(逆走)で行われた令和5年度東京都高等学校自転車競技新人大会(ロード競技)に出場しました。この大会は令和6年3月に行われる予定の,令和5年度全国高等学校選抜自転車競技大会の予選大会になっています。
28日(土)に行われた公式練習(前日試走)に参加しました。今年8月に合宿を日本サイクルスポーツセンターで行いましたが,このときは順走で練習をしました。
しかし,この大会では逆走でのレースということで,コースの感覚をしっかり掴むべく,前日試走に参加しました。各部員は,翌日のレースをイメージしつつコースの形態や路面状態を確認しつつ2周回の試走をしました。
その後,監督会議が行われ,翌日のレースについての大会特別規則について審議が行われました。その内容は,ミーティングにて顧問から各部員へ伝えられました。
翌10月29日(日),朝7時00分に男子個人ロードレースAクラス(5kmサーキット(逆走)8周)がスタートしました。Aクラスには,高2から4名,高1から6名がスタートしました。その中でも,令和5年度東京都高等学校総合体育大会自転車競技(ロード競技)で好成績を残していた,高2相場君と高2荒君はシード選手としてのスタートとなりました。
例年通り監督会議で「スタート/フィニッシュ地点を8位の選手から5分以上遅れて通過した選手はDNF(Did Not Finishの略,打ち切り)とする」ルールがありましたので,自転車競技を始めて半年程度しか経過していない高1の部員にとっては何とか打ち切られずに完走することを目標としてスタートしました。
レースはサバイバルレースとなり,(選手の)集団からついていけなくなる選手がどんどんDNFとなる中,高2相場君は他校の選手1名と一緒に1・2位集団を,高2荒君は他校の選手1名と一緒に3・4位集団を,高2門松君は他校の選手3名と一緒に5~8位集団を形成し,高2竹之内君もそれから1分弱遅れて走る展開となりました。
また,高1新井君も(高2門松君がいる)8位の選手の集団から数分遅れてしまったものの,完走できるかギリギリのところでレースを展開することができました。
レースの最後で高2相場君は極度に疲労してしまい,多くの選手に抜かされてしまいましたが,第8位でゴールすることができました。
高2荒君は,一緒に3・4位集団を形成して走っていた他校の選手に置いてきぼりにされてしまいましたが,そのまま後続の選手には抜かれず第3位でゴールすることができました。
5~8位集団を形成していた高2門松君も最後は後続の選手2名に抜かされてしまったものの,第10位でゴールすることができました。
高2竹之内君も,そのまま第11位でゴールすることができました。
また,8位の選手から数分程度遅れたものの,一所懸命に前を追った高1新井君も第15位でゴールすることができました。
この東京都高等学校自転車競技新人大会(ロード競技)で5名も完走者が出たのはここ10年ではありません。素晴らしいことだと思います。
なお,後日行われた,全国高等学校選抜自転車競技大会の選考の結果,第3位となった高2荒君と第8位となった高2相場君がロード競技の東京都代表選手として選考されました。
令和5年度全国高等学校選抜自転車競技大会は,
3月24日(日)公式練習@久留米競輪場
3月25日(月)公式練習@久留米競輪場,受付・開会式@北九州メディアドーム
3月26日(火)トラック競技@北九州メディアドーム
3月27日(水)トラック競技@北九州メディアドーム
3月28日(木)トラック競技@北九州メディアドーム
3月29日(金)ロード競技@大分県日田市オートポリス
の予定で行われます。
東京都代表に選考された選手の活躍を期待したいと思います。
自転車競技部顧問
追伸;記事にない過去の大会結果はこちらでご案内をしています。