自転車競技部:令和5年度関東高等学校自転車競技大会(ロード競技)
令和5年度関東高等学校自転車競技大会(ロード競技)(全国高等学校総合体育大会自転車競技(ロード競技)予選)結果報告
自転車競技部は,令和5年度東京都高等学校総合体育大会自転車競技で出場権を得た令和5年度関東高等学校自転車競技大会(以下,関東大会)に出場してきました。
この大会は,関東高等学校体育連盟主催の関東ブロック(1都7県)の高校生チャンピオンを決める大会ですが,全国高等学校総合体育大会(いわゆるインターハイ)の自転車競技大会の予選大会を兼ねています。
今回は,関東大会のうち,ロード競技の部について報告します。
高3冨澤君はトラック競技に引き続いて,高3槇野君と高2相場君はロード競技から参加となりました。
6月4日(日)は16時から大会コースの群馬サイクルスポーツセンター6kmコースで試走をすることができるということで,15時前に群馬サイクルスポーツセンターに到着して準備をしていました。
すると,15時に試走時間が繰り上げられました。翌日のレースに出場する3名の選手は路面状態の確認,コースの再確認,最終調整のためにのんびりコースを2・3周しました。成城高等学校は東京都新宿区という都会にありロードレースの練習には向かない場所ですが,群馬サイクルスポーツセンターは車も走っておらず起伏もあり練習に向いています。高2荒君が補欠選手としてエントリーしていましたが,もうほぼ出走することは無いだろうということで,試走時間を目一杯使って練習をしました。17時30分までの試走終了の時刻までに9周回しました。
6月5日(月)10時00分にレースはスタートしました。110人ほどがスタートしました。
1周6kmのコースを12周で争われました。レースは,1周9分前半から10分前半で周回していきました。
成城生3人は5周回は先頭集団で走っていることができました。
が,6周回目で高3槇野君と高2相場君が遅れ出してしまいました。2人は他に遅れ出した選手と協力したりしつつ,前を追いかけましたが,高3槇野は9周完了時に,高2相場は10周完了時にタイムアウトとなり,DNF(Did Not Finish,ゴールせず)となってしまいました。
高3冨澤君は先頭集団にいたものの,10周目で足を攣ってしまい,そのまま我慢して走っていましたが,11周回目(残り2周回目)で先頭集団から遅れ始め,最終48位でゴールしました。
後に行われた全国高等学校総合体育大会自転車競技大会の選考会議で,残念ながらゴールした高3冨澤君にロード競技での出場権は回ってきませんでした。
これで高3槇野君は引退です。希望する進路に向けて勉学に励んでもらいたいと思います。
また,2年生にも関わらず関東大会の出場権を得た高2相場君は全国高等学校総合体育大会自転車競技大会へ進出することはできませんでしたが,来年3月に予定されている全国高等学校選抜自転車競技大会,さらには来年の全国高等学校総合体育大会自転車競技大会やジュニア全日本自転車競技選手権大会ロードレースに向けて頑張って欲しいと思います。
最後に,多忙な中,令和5年度関東高等学校自転車競技大会を主催してくださいました関東高等学校体育連盟,主管してくださいました関東高等学校体育連盟自転車競技専門部・群馬県高等学校体育連盟自転車競技専門部他,関係する団体の皆様に感謝申し上げます。
また,大会出場にあたり,経費補助をしてくださいました成城学校師親会に深く感謝申し上げます。
自転車競技部顧問