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自転車競技部:関東高等学校新人自転車競技大会

11月1日(金)〜11月3日(日・祝)に自転車競技部は,山梨県笛吹市の境川自転車競技場で行われた令和元年度第5回関東高等学校新人自転車競技大会に出場して参りました。

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6月に行われる関東高等学校自転車競技大会とは違って,この大会はトラック競技のみの大会であり,全国大会の予選大会は兼ねていません。

成城からは,高2久我が出場しました。

11月1日(金)は,午前中に境川自転車競技場へ移動し,公式練習として境川自転車競技場で最終調整をしました。

午後は,ライセンスコントロール(受付)・監督会議・競技役員打ち合わせが行われた後,開会式が挙行されました。関東地方でも台風19号の影響がまだ残る地域がある中で大会が実施できるありがたみを感じさせられる開会式でした。

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11月2日(土)は,午前中に高2久我が3kmインディビジュアル・パーシュート決勝(トラックの正反対の場所からスタートした選手を3kmの距離の間に追い抜くことを目標に走りますが,追いつく事はほとんどなく,事実上3kmを走破した時間で順位を競う種目)に出場しました。どの選手もタイムが伸び悩んでいましたが,高2久我も予選大会よりもタイムを落とし,第10位でした。

そして,この大会は1人2種目出場できたため,スクラッチ(「トラック競技におけるロードレース」とも言われ,規定の距離の着順を争う種目)にも出場しました。が,スクラッチ予選(15周回・6km)は3kmインディビジュアル・パーシュートとの間隔が短く,体力が回復し切る前にスタートになってしまいました。

高2久我は,このスクラッチ予選が他の選手と着順を競う「競走競技」はまだ3回目の出場でした。予選突破は難しいかもしれないという心配がありましたが,8人が決勝に進出できる条件の中,なんとか7位で決勝に進出することができました。成城ではトラック競技の大会はなかなか出場することができませんが,その分1レースを大切にして上手にレースができるようになろうという強い意志を持っている高2久我はこのスクラッチ予選でも良かった点・悪かった点を自分なりに分析して決勝に活かすべく,色々とイメージトレーニングをしているようでした。

そして,11月2日(土)に行われた最終種目のスクラッチ決勝(20周回・8km)に駒を進めることができた高2久我でしたが,いずれも予選を突破してきた強者ばかり。健闘虚しく,第11位でゴールとなりました。ただ,高2久我は何か掴むものがあったようで,満足げな表情をしていました。

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高2久我はまだトラック競技を始めて間もなく成長が著しいです。しかし,高2の部員にとっては最後の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)まで9ヶ月しかありません。少しでもトラック競技の練習をして大会に出場して,競技力を向上していってくれることを期待しています。

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最後に,本大会に出場するにあたり,多額の経費を補助していただきました,本学師親会に厚く御礼を申し上げます。

自転車競技部顧問