卓球部:合宿報告
8月1~4日、毎年この日程で行われる合宿が、今年も千葉県で実施されました。参加者は中1・高3を除いた希望者だけで、60人超えの大所帯。ただでさえ梅雨明けで暑さに慣れていない上に、この人口密度とやる気で、物理的にも精神的にも、卓球部の面々はかなりの熱気を帯びていました。
各部屋は縦割りの部屋割りで、他学年と共同生活をします。通常の学年の宿泊行事とは異なる合宿ならではの環境で、3泊4日の時間を共にして、卓球の技術も親睦も両方欲張ります。中学生と高校生は普段は練習日が別のため、初めはぎこちない雰囲気でしたが、高校生のリードによって、すぐに打ち解け、よく話をし、よく練習し、よく食べ、よく寝ていました。
朝は6時からマラソン。およそ2km弱の距離ですが、意欲的な選手は、この後の練習の目標や課題を整理したり、あっという間に走破したりしていました。一方、夜更かし組や目覚まし時計を忘れた部屋は寝坊やまだ寝ぼけた様子・・・・・・。規則正しい生活と自己管理の重要性を痛感したことは言うまでもありません。そうはいっても、4日間で怪我や事故もなく無事に終えたことはひとまずよかったです。
最終日の成城杯は、学年入り乱れたトーナメント戦。毎年、校内リーグとは思えない意地のぶつかり合いが見られます。今年は、例年の決勝戦での、高2の圧倒的な頭脳戦・パワー戦の他、次の代を背負って立つ高1の行く末が頼もしい試合や中学卓球部の引退を控えて高校の卓球を意識した中3の丁寧なラリー戦、初出場の中2が思い切って善戦する場面も見られました。それぞれが自分の長所を活かして、考え、鍛えて身につけた能力を発揮していました。