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山岳部:丹沢合宿

去る6月8日~9日にかけ、山岳部は神奈川県の丹沢にて登山合宿を行いました。

 

現在山岳部では、年に4回の合宿を行っており、この丹沢合宿が今季初の合宿となります。高校1年生は、テントの張り方、外でのご飯の作り方、登山に必要な装備、山での歩き方、などを上級生にアドバイスをもらいつつ学んでいきました。以下登山の行程と、とある高1生徒の感想です。

 

登山行程

大倉→(3時間)→三ノ塔→(30分)→鳥尾山→(25分)→行者ヶ岳→(50分)→新大日→(40分)→塔ノ岳→(15分)→金冷シ→(35分)→天神尾根分岐→(15分)→堀山の家→(50分)→雑事場ノ平→(25分)→大倉(解散)

 

高1生徒の感想文

「初日、私たち高1はテントを忘れてしまった。テント泊でテントを忘れるという滑稽さに先輩たちは呆れていた。折よく、今回はキャンプ場での宿泊であったため、テントを借りる事が出来たが、キャンプ場でなかったら完全にアウトであった。

二日目、私は成城山岳部として初めての山行であった。先頭を歩く先輩の足取りは思いのほか速く、ついていくことだけで精一杯だった。雨上がりの山はとても澄んでいたが、私の息は濁る一方であった。遅れを取ってしまった私は先生と先輩方にたくさん手助けして頂いた。ふと前の人の足元を見ると、何やらもぞもぞとしたものが付いていた。よくよく見てみると、それは蛭であった。あの映画『スタンドバイミー』でしか見たことがなかった蛭であった。恐る恐る自分の足も確認してみると、やはり奴はいた。奴の麻酔というものは案外すごく、それを確認するまでは全く気づかないのだ。先輩は私に『蚊と同じだよ』と言うが、やはり見た目の奇妙さから決して同じだとは思えなかった。

今回の最も大きな教訓はまず山行に必要な十分な体力をつけることだ。常日頃からエスカレーターを使わずに階段を使うこと、ランニングを定期的にするなどしていこうと思う。」

 

感想文にもありますが、高1生にとっては、いろいろと反省点、課題の多い合宿となりました。登山後のミーティングでは、高3生が高1に対し、様々なアドバイスをしている様子がみられました。

 

そんな高3生も、次の登山で引退です。先輩から教わったことをぜひ次に生かしてくださいね。

 

以下撮影班による写真

 

 山岳部の本年度の活動はこちらから↓

新入生歓迎登山(山梨県大菩薩嶺)