中学バスケットボール部:新宿区・渋谷区交流戦
成城の中学バスケ部が所属している新宿区の中体連では、毎年秋の新人大会が終わったのち、新宿区と渋谷区の選抜交流戦が行われます。
成城からは、中学バスケ部のキャプテン1名と副キャプテン2名の合計3名が今年は選抜されました。他校の選手との交流は多くのものを得たようです。
彼らが、試合が終わったのちに記してくれた感想をご紹介いたします。
キャプテン 近藤くん
今回、バスケットボール新宿区選抜の一員かつ、選抜チームの副キャプテンとして他校の選手や先生と一緒に練習させてもらいました。
最初の練習では、コミュニケーションがとれておらず、張りつめた雰囲気でのスタートでしたが、練習を重ねていく度にコミュニケーションがとれるようになり、チームとして成長していくことができました。そして、最終日の試合では、練習で培ったチームワークを発揮して、勝利することができました。
この貴重な経験からチームワークの大切さや他校の生徒と交流することの楽しさなど、様々なことを得ることができました。この経験を今後の人生に活かして頑張っていきたいです。
副キャプテン 森くん
僕は今回、バスケットボール新宿区選抜に選ばれた。選抜の練習にはすべて参加した。
練習はアップをしてから2対2や1対1、速攻などをし、紅白戦をすることが多かった。
新宿区・渋谷区交流戦では、初めの5人のうちに入ることができた。しかし、その後でたのは第4ピリオドの最後の3分ほどだった。
今回の選抜に選ばれたことで、他校の様々な選手から刺激を受けた。特にオフェンスにおいては抜くための様々なフェイクなどの技術を見ることができた。チームの練習では、これらをチームが強くなるため、言葉にするなどして活かしていきたい。
副キャプテン 原口くん
僕は3週間という、短い新宿区選抜の練習のなかで、様々な貴重な経験をしたと思っている。一番の貴重な経験は「友人」だ。本来ならばお互いに戦っているはずの他校との友好関係だ。実際のところ、以前までまったくしゃべったことがなかったため、その人がどのような人格、性格をしているのか分からなかった。しかし今回のことを通して、短期間で新宿区の人たちと友好関係を築けた。それが第一に言える「収穫」だった。
そして、次は「プレー」だ。普段、僕たちは「成城」というチームで練習しているが、今回は新宿区の選手たちと一緒に練習したので、自分たちにはない良いところを持っている選手が多数いた。とても上手かった。体幹・技術・体力において、とても参考になった。やはり他校の選手を客観的に見ることによって得るものが多かった。これをチームにも還元したいと思う。
これから自分たちは今回一緒に練習した、ライバルの早稲田や海城などと春、夏の大会で戦う。どこか複雑な気もするが、今回学んだことを活かして、チームを勝利に導きたいと思う。