美術部:夏の合宿
美術部は8月2日~4日の2泊3日の日程で、毎年お世話になっているアクティ森という工房での合宿を行いました。ここは、静岡県西部遠州森の北部の自然豊かな緑に囲まれた場所で、自然と感性も研ぎ澄まされ、製作意欲も湧き充実した3日間を過ごすことができました。
今年は、森町の文化の一つである陶芸を行いました。講師には、静岡県で陶芸家としてご活躍されている、秋山昌史先生にご指導いただきました。秋山先生は銀座の画廊、新宿伊勢丹でも出展されていて、知識はもちろんのこと高い技術をお持ちの方で、大変分かりやすくご指導をいただきました。
最初は“手ひねり”により、各自で考えてきたデザインをもとに作成にとりかかりました。1日目は、粘土が思い通りに付かなかったり、形が整わなかったりして手間取っているようでしたが、2日目からは少しずつ慣れてきた様子で集中して作成にあたっていました。
夜のミーティングでは、顧問よりデッサンの基礎について指導がありました。まずはデッサン描写のためのえんぴつ削りを行いました。今回初めて合宿に参加した生徒も、なんとかカッターナイフを操り削ることができました。続いて自分の手を描写する練習を行いました。翌日は早朝6時から、眠い目をこすりながらも、自然豊かで空気もきれいな中で、思い思いに写生を行いました。
今回作成の陶器は、9月16日(土)、17日(日)の成城祭に展示いたします。どのような作品に仕上がったのかぜひご覧ください。美術室にてお待ちしております。