美術部:夏合宿
美術部は8月1日~3日の2泊3日で、静岡県西部遠州森町の北部に位置する自然豊かな緑に囲まれたアクティ森という工房にお邪魔をしました。遠州の小京都と呼ばれるこの地域ならではの伝統工芸である和紙すきをはじめ、身近な植物を利用する草木染め、藍染、陶芸、瓦の焼き物など様々な創作に親しむことができます。
今回は草木染と藍染を教えていただき、思い思いにデザインを決め“のれん”と“Tシャツ”を染めました。なかなか自分のイメージ通りには染まらず、染物の難しさを知ることができました。作業に入ってしまうともうそこは自分の世界。時間がたつのも忘れ、あっという間に一日が終わるという非常に充実した時間を過ごすことができました。
夜のミーティングでは顧問によるデッサン指導が行われ、生徒たちは悪戦苦闘しながらも集中して真剣な面持ちで描いていきました。また、朝は6時から近くの河原に行って写生を行い、感性豊かに風景を描きました。
今年も大変充実した合宿となりました。今回合宿で作成した作品につきましては、9月17日、18日の成城祭にて展示しますので、是非美術室にお越しいただきご鑑賞ください。