自転車競技部:秩父宮杯出場、団体3位
自転車競技部は、9月20日(日)に行われた第63回秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会に出場しました。
前日の9月19日(土)、帰りのHR終了後に大急ぎで電車に飛び乗り、西武秩父駅まで到着しました。その後、受付会場まで自走で行き、前日試走を行いました。
翌9月20日(日)、高校生Bクラスに出場した4名は、顧問の引率のもと、スタート地点である大田小学校に向かいました。高校生Bクラスに出場した4名は今回が初めての大会で、計測チップをハンドルに装着したり、ゼッケンを安全ピン1つだけで留めようとしたりと、とても不慣れであることがよく分かる状態でした。高校生Aクラスに出場した12名は、部長の指示のもと、スタート地点までたどり着くことができました。
午前9時01分、高校生Bクラスがスタートしました。エントリーした4人が大田小学校を元気にスタートしていきました。が、スタート直後に1名は履いていたシューズと自転車のペダルを固定する部品が外れてしまい、途中でリタイアとなってしまいました。また、もう1名は、大急ぎでスタート地点に来たために計測チップを自転車につけ忘れたため、第20位前後でゴールしたものの、最下位という扱いになってしまいました。この2名は、実際にレースに出場してみてスタート前からゴールまでにただ自転車で走るだけでなく、色々なことをしないと着順が付かないことを学んだようです。残りの2名は、なんとか完走することができました。
午前10時01分、高校生Aクラスが秩父駅前をスタートしました。高校生Aクラスは、秩父駅からパレード走行がありました。そして、高校生Bクラスも競走したコースに入って、いよいよ本当のレースがスタートしました。さすがに高校生Aクラスは1周回ってくるのも速く、12人中7人しか完走することができませんでした。個人成績としては第16位の高2町口が最高順位でした。しかし、成城高等学校自転車競技部Aチームが高校生団体の部門で第3位に入り、副賞としてトロフィーをもらうことができました。また、成城高等学校自転車競技部Bチームが高校生団体の部門で第6位に入り、副賞としてメダルをもらうことができました。
今年も、昨年の高校生団体の部の第6位を上回る第3位に入れたこと、そして何よりも昨年は落車事故で怪我をした部員がいましたが、一人も落車することなく大会を終えられたことは大きな収穫でした。来年は、個人成績で表彰してもらえるように、また高校生団体の部門でもさらに上の順位を獲得できるように頑張って欲しいと思っています。
10月18日(日)には、全国高等学校選抜自転車競技大会の予選大会である東京都高等学校自転車競技新人大会(ロード競技)が実施されます。東京都代表選手枠は狭き門ですが、予選を突破してくれることを期待しています。