谷川岳合宿の報告
7月13日~7月14日にかけて、山岳部はこの夏2度目の合宿である谷川岳登山合宿を行いました。谷川岳は群馬県と新潟県の県境にある山で、山頂の標高は約2000m。日本百名山のうちの1つに数えられる大変美しい山です。
1日目。生徒達は夜7時ごろ、群馬県の土合駅に到着。この日はこの駅周辺にテントを張ります。ちなみに土合駅は山間部にある無人駅。下りホームが地下トンネル内にあり、ホームから地上へは462段もの階段を、約10分かけて登ります。通称「日本一のモグラ駅」、鉄道マニアの中では有名な、「関東の駅百選」認定駅の1つです。
さて、今回の合宿は高3生にとって最後の引退合宿でもあります。受験勉強で忙しい中、11名の高3生が参加しました。ザックの中には、登山具と一緒に参考書が…。中には高1、高2が寝静まったあとも、駅舎内で勉強する生徒の様子も見られました。
午後10時ごろ、生徒、教員共々明日の登山に備えて就寝。この日は天気が良く、われわれ教員も駅舎の外へ寝袋を移動させ、満天の星空の下、野宿をしました(笑)。
2日目、生徒達は日の出前に起床し、朝食の準備を始めます。そしてテントを片付け、いよいよ登山開始です。約4時間をかけて、山頂の「トマノ耳」を目指します。
急な岩場、雪渓など、前回の丹沢よりも険しい道のりが続きます。それでも顧問の長篠先生から岩場の安全な登り方などの指導を受けつつ、着実に歩みを進めていきます。
午前10時ごろ、頂上に到着。私(筆者)は今年2度目の谷川岳登頂ですが、山頂からの景色は何度見ても大変美しいものです。また、今年は頂上にて、3年生の引退式、新部長、副部長の発表を行いました。旧部長から名前を呼ばれた新部長、副部長達はやや緊張した面持ちで所信表明をしてくれました。これからは新たな体制で次の合宿に臨んでいきます。頑張って行きましょう!!