山岳部:丹沢登山合宿
山岳部は7月考査(1学期期末試験)最終日となる7月8日(水)から翌9日(木)にかけて、毎年恒例丹沢登山合宿を行いました。1泊2日の合宿を通じて、登山に必要な体力、精神力を身につけることはもちろん、テントの張り方、炊事の仕方など、山での生活に必要な技術を学びます。
7月考査から解放された部員達は、すぐにザックを背負って学校を出発。神奈川県秦野市内のキャンプ場にてテント泊の準備を始めます。高1にとっては初のテント泊。高2の生徒からアドバイスを受けつつ作業を進めていきます。この日の天候は雨で、中には夜中にテントが浸水した班もありました。テント設営技術の重要性をあらためて実感させられる経験だったと思います。
2日目は早朝6時にキャンプ地を出発。主峰塔ノ岳(1490.9m)の頂上までの道のりを約4時間かけて歩きます。この日も生憎の雨で、ぬかるんだ道に足をとられ体力を奪われます。それでも高2を中心に声をかけ合い、無事に全員頂上まで辿り着くことができました。高2は前年以上に足取りも軽く、声も出るようになり、一年間で頼もしくなったものだと、引率している教員も感心しました。
7月はこのあと2回合宿があります。それぞれの合宿で見つけた課題を次に活かして、ますますたくましく成長していくのが楽しみです。