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自転車競技部:全日本自転車競技選手権ロード・レース大会

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自転車競技部は、先週6月21日に栃木県大田原市で行われた第19回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会に引き続いて全日本自転車競技選手権ロード・レースに参加してきました。

 

前日の受付・監督会議の時から雨が降り続いており試走をすることができませんでしたが、成城自転車競技部は5月末にこのコースを使って練習してきたので、自動車を利用して1周だけ下見をしました。

 

翌日は、レースがスタートすると駐車場から出入りできなくなるということで、朝早くに駐車場を確保しに行きました。しかし思った以上に多くの選手が早い時間に会場入りしていたため、危うく駐車場のスペースがなくなってしまうところ、なんとかそのスペースを確保できました。

 

大会の方はまず、高2相川と高2山﨑が出場する男子U17+男子U15クラスからスタートしました。この時もまだ雨は弱く降っていて、2人は落車しないかと不安を抱えながらスタートしたように見えました。案の定、パレードスタートが終わり、本スタートが切られた後、落車事故が起こったそうです。その影響を強く受け、高2相川も高2山﨑も先頭集団から遅れだしてしまいました。

 

2人は、それぞれのポジションで他の選手と協調しながら、先頭集団を必死に追ったものの、高2山﨑は第32位、高2相川は最終周回で選手収容車からタイムアウト(時間切れ)を宣告されゴールなりませんでした。

 

2人は、来年は年齢が上がり、男子ジュニアでの出場を目指すことになります。それぞれの予選大会で参加資格を獲得して、来年も出場して欲しいと思います。

 

続いて、高3鳴海と高2下田が出場した男子ジュニアがスタートしました。まだ雨が降ったり止んだりと不安定な中でレースはスタートしました。スタート位置に付くのが少し遅くなった影響で後方からのスタートとなってしまいました。

今年は男子ジュニアはさほど速いスピードのレースではなかったと思いますが、高3鳴海も高2下田もメイン集団に追い付こうとして体力を使ってしまい、徐々にメイン集団から離されてしまい、しまいにはタイムアウトを宣告され、ゴールはなりませんでした。

 

高2下田は、高1の秋頃から頭角を現してきた選手です。まだまだ良いレースをする時とまったく力が発揮できないときとムラがありますが、今後の活躍を充分に期待させてくれる選手です。

 

高3鳴海は、残念ながら全国高等学校総合体育大会自転車競技に出場することができませんので、この大会で引退です。ここで、鳴海の大会実績を振り返りたいと思います。

 

  1. 平成26年度東京都高等学校自転車競技新人大会(ロード競技)で第5位となり、久しぶりに東京都高等学校体育連盟会長から賞状をもらう。
  2. 平成26年度全国高等学校選抜自転車競技大会に出場し、第16位と過去最高順位を更新すると同時に、全日本自転車競技選手権ロードレースの参加資格を獲得。
  3. 東京都自転車競技連盟主催「白井滋杯」東京都社会人対抗ロードレース大会において、Aクラスで第7位と久しぶりにAクラスで完走。
  4. 平成27年度チャレンジサイクルロードレース大会おいて、A-J1クラスで第9位となり、この大会での最高順位を更新。
  5. 平成27年度東京都高等学校総合体育大会自転車競技において、第5位となり、「1.」に続いて2大会連続で東京都高等学校体育連盟会長から賞状をもらう。

 

成城を卒業後も、自転車競技を続ける意向があるそうです。大学生になって大会で会う時に選手として強くなり、人間としてさらに成長している姿を見られるのを楽しみにしています。

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