中学野球部:教員対抗戦報告
成城中学野球部 教員対抗戦が行われました!
5月26日(火)は中学校の5月考査(第一学期中間試験)の最終日。考査1週間前は、原則として学業に専念するために、部活動は行われません。生徒たちの多くは、考査終了が待ち遠しくてならず、考査の最終日には部活の道具やユニフォームを持ってうきうきと登校してきます。
考査が終わり、久しぶりに部活動解禁となったこの日、中学野球部員チームと教員チームとの対抗戦が行われました。青く晴れた空の下、空より深い青と白の爽やかなユニフォームに身を包んだ部員たちはやる気満々でした。対する教員チームもやる気満々。陽射しに負けない熱い闘志を燃やし、両者とも譲れない勝利をかけて、全力でぶつかり合いました。
部員たちは、教室にいる様子とはまた異なった一選手としての凛々しい表情をしていました。数々のヒットやファインプレー、声援や笑い声が飛び交う中、攻防は双方共に一進一退。せめぎ合って一歩も退きません。
そして、ついに決した勝負の行方は・・・何と、9点対9点の同点引き分け。
お互いに悔しさや名残惜しさも残りましたが、一所懸命にやった清々しさが多くを占め、それぞれに笑顔があふれていました。「ありがとうございました」の声とともに、互いの健闘を称え、固く握手を交わして無事に終了しました。
生徒と教員の距離が近いのも成城の魅力の一つです。今回は、中学野球部の教員対抗戦の話題でしたが、それ以外にも、生徒と教員の関わる場面はたくさんあります。成城の学校生活は、生徒と教員が、教える側と教わる側という立場だけでなく、時に切磋琢磨するライバルのような立場として関わる機会があります。行事だけではなく、普段の学生生活を含め、様々な経験を積み重ねる楽しさがたくさんあるのです。こうした様々な経験が彼らの青春の1ページとなり、成長につながっていくのです。