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【第2回】日本女子大学とのジェンダー・ワークショップを開催しました
5月30日(木)、日本女子大学目白キャンパスにて第2回ジェンダー・ワークショップを開催しました。
このワークショップは、昨年度より続く日本女子大学(人間社会学部社会福祉学科)様との合同企画です。「ジェンダーを知ろう」をテーマに、本校生徒と同大学生とが議論を深めていきます。
★参考:第1回ジェンダー・ワークショップ
日本女子大学とのジェンダー・ワークショップを開催しました | 学校法人成城学校 成城中学校・成城高等学校 (seijogakko.ed.jp)
「男らしさ」「女らしさ」の弊害や問題点
今回は、「『男らしさ』『女らしさ』の弊害や問題点とは」を主たるテーマとし、それぞれの意見を交換し合いました。男子生徒、女子学生ならではの日々の悩みから、男性の育休取得について、女性管理職の比率について等々の社会的な課題に至るまで、話題は尽きることなく、どのグループも時間ギリギリまで活発に議論を交わす様子が見受けられました。
「オールド・ボーイズ・ネットワーク」
生徒・学生らによるプレゼンテーションの後、日本女子大学の永井暁子先生(現代女性キャリア研究所所長、人間社会学部社会福祉学科教授)よりご講演いただきました。特に「オールド・ボーイズ・ネットワーク」とその問題点については、生徒にとってはもちろんのこと、男子校というある面で特異な職場にいる我々男性教職員にとっても、大変考えさせられる内容でした。
今回も、日本女子大学様のお力添えにより、盛会のうちにワークショップを終えることができました。
一連の取り組みのねらいでもある「自分自身の物の見方や考え方、価値観を吟味し、相対化し続けて行くことの大切さに気付く」大変良い機会になったと思います。
日本女子大学の学生のみなさま、永井先生、黒岩先生に心から感謝いたします。