高校生親善訪中研修旅行報告
8月下旬に、本校高校生4名が「高校生親善訪中研修旅行」に参加してきましたので、そのときの様子について話を聞いてみました。
岩本:「行ってみてどうでしたか?」
生徒:「めちゃ、良かったです」
岩本:「具体的には、何が良かったの?」
生徒:「他校の男子生徒と交流できたことがとても良かったです」
部活の試合などで、他校の生徒と接する場面はありますが、意見交換などの機会は意外と少ないので、このような機会はとても良い経験になったようです。中国のことを話題にすることもありましたが、どんな校則がお互いにあるのかなど、身のまわりのことについて話題にしたということでした。
現地では、同世代の人たちの交流もあったようで、月壇中学(中学と言っても、中高一貫校に当たります)の学生とは、英語で何とかコミュニケーションを取ることができたようでした。また、北京大学の日本語を履修している学生とも意見の交換を行いました。
岩本:「何か、驚いたことありましたか?」
生徒:「トイレでは、トイレットペーパーが個室の外にあって、必要な分だけ取って入るんです。そして、その紙は日本のように流さずに、外の容器に捨てることになっていたんですが、つい流してしまいました。そうしたら、詰まってしまって、手を入れて必死に紙を引き出しました。」
岩本:「他に、印象に残っていることはありますか?」
生徒A:「道路は、2輪車用と4輪車用にわかれていて、自動車はほとんどが電気自動車でした。排気ガスが出ないためか、東京より空気がきれいな感じがしました。」
生徒B:「あとは、監視カメラが至る所に設置されていて、最初は気になったんですけど、段々慣れてしまって気にならなくなりましたね。」
生徒C:「キャッシュレス化がとても進んでいて、ほとんどのお店で現金を使うことができませんでした。」
岩本:「食事はどうでしたか?」
生徒D:「当然ですが、全て中華料理で、毎回異なる地域の料理だったみたいですが、全部同じに見えてしまいました。そして、ボリュームがものすごかったです。あるときは、全ての料理が出終わって、もうお腹いっぱいという状態の後に、さらに月餅が9個くらい並んでいるのが1人前として出てきて、びっくりしました。」
事前に、料理の量がすごいとは聞いていましたが、想像以上だったようでした。
参加した生徒たちは、口をそろえて、こういう機会があったら、是非参加した方が良いと言っていました。このような機会を与えていただきました関係の皆さまに感謝いたします。