新着情報

校長だより

令和4年を振り返って

今年(令和4年)は、ようやくほぼ全ての学校行事を通常に近い形で実施できた年となりました。4月の春期校外課業に始まり、高校球技大会、臨海学校、エンパワーメントプログラム、そして、成城祭(文化祭)、中学運動会、マラソン大会と、ここまでやってくることができました。活動を再開できたことが大変嬉しいことであると同時に、それぞれの活動が以前よりバージョンアップされて、実施されたように感じられました。

ここでは、今までに紹介できていなかった活動をいくつか取り上げたいと思います。

1.千葉大学見学ツアー

11月のマラソン大会の翌日に、千葉大学の理学部とフロンティア医工学センターの見学ツアーを実施しました。高校1・2年生と、中学3年生が参加して、研究内容などについての説明を受けました。

2.図書館での展示:「マニアの本棚」

図書館をよく利用する生徒に、自分の興味を持っている分野の本を集めて、紹介してもらいました。今回は、展示のみでしたが、次回はぜひ、本人たちになぜこのような本を選んだのかを聞いてみたいところです。

3.卒業生による講演会

10月中旬に、中学2年生対象に卒業生11名による講演会が開かれました。それぞれ20分の講演を自分の興味に応じて、2つ選んで聞くという形式で行われました。おおよそ20名程度の中学2年生に対して、大学生が自分の経験や、現在学んでいることなどをスライドを使って説明していました。1回目は、時間配分がうまくいかなかった卒業生もいたようでしたが、2回目はかなりスムーズに話を運ぶことができていて、修正能力の高い卒業生たちだなと感じました。中学2年生も、次第に質問がでるようになって、貴重な時間を共有することができました。

4.感染症予防ポスター

昨年度も掲載しましたが、美術の時間に制作された感染症予防のポスターです。現在、校舎の様々な場所に掲示されています。今年もユニークなものがたくさん描かれていて、文字のレタリング技術が向上しているなと感じられました。

来年も、生徒の自由な発想による活動を期待して、本年の締めくくりとさせていただきます。みなさま、良いお年をお迎えください。

 

令和4年12月27日

校長 岩本 正