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中1 理科2(植物の観察)

中学1年生の理科2分野では、1学期の間、植物について学びます。1年生は、花、茎、根、そして、葉で営まられる光合成など、様々な観点で植物のつくりや成り立ちについて学んできました。

1学期の最後の授業では、集大成として、植物に関して「自由に観察する」実験を行いました。キウイのざらざらを調べる生徒や、トマトのぬるぬるを調べる生徒、様々な問いを持って、様々な実験を行ってくれました。たくさん実験を重ねた甲斐もあり、それぞれ観察技術も向上し、とても効率的に観察を行っていたのが印象的でした。

また、主体的にテーマを選んだこともあり、それぞれ面白いレポートをたくさん書いてくれました。その一部を紹介します。

「おしべの葯の中はどうなっているのか?」

<コメント>

「減数分裂を見てみたい!」をモチベーションに、花のつぼみから未成熟の葯を見つけ、それを観察してくれました。

実験準備の段階から、「どうしたら見られるか」を積極的に相談してくれました。計画的につぼみのついた花を用意し、実験に挑んでくれました。

おしくも、減数分裂は終了していましたが、大量の花粉を見つけ、また新たな問いをみつけてくれました。

「ねこじゃらしの先端の毛の役割」

<コメント>

ねこじゃらし(エノコログサ)の毛を観察し、どんなつくりになっているのか観察してくれました。

面白いのは、自分の毛髪と比較して観察した点です。

最後は、ねこじゃらしについた毛についた『かえし』の意味を考察してくれました。

中学1年生は、この夏、植物に関する自由研究に取り組んでくれています。どのような成果物が集まるのか、楽しみです。