中1 図書館での授業
1.図書館での授業
中学1年生が、図書館の利用方法と本の分類方法について学びました。図書館司書の先生から、貸し出しできない本について、ラベルの説明と置いてある場所について話がありました。逆に、きれいに展示してある本については貸し出し禁止ではなく、ぜひ読んでもらいたい本だから展示してあるので、積極的に借りて欲しいと説明がありました。
後半は、「日本十進分類法」についての説明です。本の背表紙には、3桁の数字が表示されていますが、その一桁目の0~9の数字がどのような分野の書籍であるかという話でした。具体的に0~9に分類された書籍を手にしながら、本の内容を紹介しつつ、なぜそのような分類になるのかが説明されました。例として、「ラップ史入門」は何の分類になるでしょうかと質問が出され、生徒たちは、配布されたプリントの情報から、分類の数字について各々予想して、積極的に回答していました。
説明の後は実践編です。テーブルの上には、ひとり一人に本の表紙が印刷されたカードが置かれていて、このカードにある情報から、本のタイトルから分類法の数字を予想して、実際に本を探しに行きます。なかなか、本を見つけることができない生徒がいる一方で、速い生徒は、あっという間に見つけてきて、先生から新しいカードをもらい、次の本を探しに行きます。ただし、2枚目からは難易度が上がっているので、見つけるのが大変そうでした。普段から図書館に来ている生徒は、分類を見慣れているためか、次々と本を見つけて、テーブルの上に積み上げていきます。10分間の制限時間の中、5人のグループで最大9冊の本を見つけることができました。宝探し感覚で、本を探すことができて、とても楽しそうでした。
2.自転車競技部
図書館から出て、外を見てみると、走りながら自転車を押していく生徒の姿が見えました。あとを追っていくと、校門のところに並んで自転車に乗り込むところで、これから、自転車競技の大会が静岡県の修善寺で行われるとのことで、東京駅まで移動することろでした。普段から、鍛えている彼らにとっては、東京駅までの距離はそれほど遠い距離ではないことでしょう。
令和4年4月27日
校長 岩本 正