お待たせしました!
1.体育館の空調設備について
大変長らくお待たせいたしました。ようやく、本校の体育館にも空調設備が入りました。以前より、夏場の体育館はとても気温が高く、激しいスポーツをするには厳しい環境となっていました。空調が入ったことで、夏でも効率よく部活動などに打ち込むことができるのではと感じています。
もちろん、室内機には様々なボールからの衝撃に耐えられるよう、防球ガードが設置されています。バスケットボールや、バレーボールが当たっても問題ありません。
※ この写真の壁にある丸い穴のあとは、かつて使われていた暖房設備の排気口です。穴の大きさがちょうどバレーボールと同じくらいで、この奥にあったダクトからは、たくさんのボールが出てきました。
2.ビオトープの制作
6月から紹介させていただいている「内藤とうがらし」は、次第に赤く色づいてきました。そのとうがらしの苗の一角に科学部の生徒がビオトープを制作しました。(写真のすだれがかかっている場所)
近くで見ると、水槽が三段になっていて、上の段から水が流れてきます。一番下の段の水をポンプでくみ上げて、循環させています。
今のところ、人の手で放たれた「メダカ」「タニシ」「エビ」が水中にいますが、ときどき、トンボが飛んでくるのも見られますので、それ以外の生物が住み着くかもしれません。よく見ると、何やら卵が水中にあるのが確認されます。さて、何の生物の卵なのでしょうか。用務員さんの話によると、「カエル」が学校にいたということですので、そういった生物もやってくるのかもしれません。近くには、川も池もないのですが、不思議なものです。
ちなみに、この場所は土が入れてあり、花壇にしようと考えていました。ところが、偶然、科学部の生徒と顧問の先生がビオトープの話をしているところを通りがかり、どこか良い場所はないかということでしたので、ここしかないと判断しました。その後、あっという間にこのように出来上がっていました。生徒の行動力の強さに感心するばかりです。
令和3年8月2日 校長 岩本 正