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美術部:夏合宿

秋山先生からの説明

秋山先生からの説明

美術部は、毎年お世話になっている静岡県西部遠州森の北部にあるアクティ森の芸術工房をお借りして、8月1日~3日の2泊3日の日程で陶芸の合宿を行いました。

自然が豊かで緑に囲まれた場所で、自ずと感性も研ぎ澄まされ、製作意欲も止まることのない充実した3日間を過ごすことができました。
今年も講師には、静岡県で陶芸家としてご活躍されている、秋山昌史先生にご指導いただきました。秋山先生は銀座の画廊、新宿伊勢丹でも出展されていて、知識はもちろんのこと高い技術をお持ちの方で、大変分かりやすくご指導いただきました。残念ながら今回は、ご自身の出展等もあり初日だけの指導でしたが、皆真剣に耳を傾け、分からないことがあれば質問し貴重なアドバイスをいただきました。
初日は秋山先生から説明の後、各自で考えてきたデザイン画をもとに作成にとりかかりました。きっと粘土が思い通りに付かなかったり、形が整わなかったりして手間取るだろうと予想していましたが、初めての部員も迷わず大胆にどんどん製作を続けていました。夜のミーティングでは、顧問よりデッサンの基礎について指導がありました。今回は、白・黒・灰色のコンテと色画用紙を使って、“布”をテーマとしたデッサンを行いました。布の柔らかい表現をどのように表現するかを探りました。

⑦作業風景3

作業風景

夜ミーティング

2日目は朝6時から自然豊かで空気もきれいな中で、気の向くまま川の辺りで写生に取り組みました。そして陶芸はいよいよ本番、思い思いに製作を続けました。さすがに終盤には疲れがたまり、集中力も限界のようでした。

⑭早朝スケッチ2

 

⑮早朝スケッチ3

自然の中で写生

最終日は午前のみの活動で、焼き上がりの色など仕上がりをイメージしながら各々作品の完成指示書を作成しました。お昼は、美術部最終日の恒例となった“ダムカレー”をいただき、仕上がりを楽しみにしながら帰路につきました。

今回の合宿で作成した陶器は、9月14日(土)、15日(日)に開催されるの成城祭で展示いたします。どのような作品に仕上がったのかぜひご覧ください。皆さまのご来場を美術室にてお待ちしております。

ダムカレー

 

⑲作品4

焼き上がりが楽しみです