お知らせ
中2:春季校外課業
4月26日。待ちに待った2度目の春季校外課業。今年度は、理科2の授業で地学を勉強していることもあり、それに絡めた実地調査的な内容での実施でした。目的地は長瀞、岩畳。晴天プランでは美の山の頂上でバスを降り、班ごとに下山し、岩畳を見るという予定でしたが、残念ながら当日は小雨。安全面を検討した結果、岩畳と博物館2つの見学の小雨プランの採用となりました。
班別下山ピクニックは中止となりましたが、今回の行事の目玉である岩畳の独特な岩肌や地形、岩の形にみんな興味津々でした。岩の穴に岩がはまって岩が削れていく「ポットホール」を探し回る生徒も多数いました。自然の宝探しのようで張り切る班も多数見受けられました。見つけた班からは歓声も上がっていました。
授業で学んだことを実際に目の当たりにし、触れることで、新鮮さを感じたり、こういうことかと納得したり、普段の座学では感じられない「なるほど」「そういうことか」という発見や感動に目を輝かせていました。
博物館は、「自然の博物館」と「川の博物館」に行きました。自然の博物館では、実際に動物の標本に触れて毛並みを確認したり、クイズを解いたりしました。川の博物館では、鉄砲堰のデモンストレーションを見たり、川辺の文化の展示を見たり、水桶の再現模型(実物の重さ)を持ち上げるなどし、体で学習することができました。
これから変化が加速していく社会の中で、いかに生きていくか。恐らく、学んだ知識を実生活や技能などに結びつけていくかが、ますます大切になってくることでしょう。そのような点で、教室で学んだことを、実地で見て触れて考える今回の春季校外課業は、知識と実生活を結びつける力を身につける非常に良い機会になりました。下山ピクニックはなかったものの、岩畳を歩いたり、博物館内を見て回ったり、たくさん身体を動かして、すっかり疲れたためか、帰りのバスではうとうとしたり、今日1日でクラスメイトとの距離をぐっと縮めて一緒にビデオやUNOに夢中になったりしていました。