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平成29年度速記競技会出場

来る10月28日は、知る人ぞ知る「速記記念日」です。
10月28日が、なぜ「速記記念日」になったのかといいますと、明治15年のこの日に、田鎖綱紀(たくさり・こうき)先生が、日本で初めて速記講習会を開いたことによるものです。本校が発足する2年ちょっと前のことになります。
毎年、「速記記念日」を記念して、その当日というわけではないのですが、近い日を選びまして、速記競技会などの催しが行われているのです。その日というのが、大体、本校の中学運動会の準備日と重なることが多く、速記部顧問が中学の担任であるときには、参加できないことが多いのです。そういうわけで、ことし、久しぶりに速記競技会に参加してきました。高校生7名で。
この速記競技会は、個人参加で、全国から国会の速記者、専門学校生、大学生、高校生を中心として、腕に覚えのある人たちが参加します。ゴルフで言えば日本オープンのようなものでしょうか。
ただし、階級別になっていまして、A級からF級までの6階級に分かれています。ボクシングのようなものでしょうか。A級は分速320字で10分間、つまり10分間で3200文字を速記し、日本語に戻して何文字間違えたかを競います。もちろん、間違えなかったほうがいいわけです。B級は分速280字で10分間、C級は分速240字で5分間、D級は分速180字で5分間、E級は分速120字で5分間、F級は分速80字で5分間となっています。
戦果は、E級2位、3位、F級2位、3位、4位、5位、6位と、出場した7名が、全員表彰を受けました。DSC_0005DSC_0011
来年の速記競技会の日程が、仮に1週間後ろにずれたりしますと、運動会との関係は解消されるのですが、定期考査(試験)が近過ぎますので、出場を見合わせなければなりませんが、できれば出場したいと思っています。