お知らせ
台湾文化センター表敬訪問
7月7日(金)、生徒・教員23名が、台湾文化センター(虎ノ門)を訪問しました。同センターは、台湾の大使館に当たる台北駐日経済文化代表処の文化部門を司る公的機関です。台湾研修に参加する高1・高2合わせて生徒21名と、引率の村田裕教諭、グローバル委員の及川(台湾研修担当)が、今月30日からの研修に先立ち表敬訪問を行いました。訪問は、日本台湾教育センター郭艶娜所長のご仲介で実現したものです。
15時にセンターに到着すると、真っ先に朱文清センター長が出迎えてくださいました。和やかに挨拶を交わしたのち、朱センター長より同センター設立の趣旨や虎ノ門への設置の経緯について、映像を交えてご説明いただきました。開所式での各界の著名人のスピーチや懇談の様子、その折りのアトラクションの民族舞踊や音楽、日常活動である台湾映画上映会の様子などが映し出されました。
続いて、日本台湾教育センター郭所長より台湾の歴史についてのご説明、そして、折良く来訪されていた淡江大学袁寧均先生によるベーシック華語講座が行われました。台湾ですぐに活用できる簡単な表現や数字の読み方を教えていただきました。淡江大学は研修前半の拠点となる大学なので、受講者の関心はいやが上にも高まりました。
その後、企画展として開催中の「南島風情のスタイル 台日蔵書票特別展 」を参観しました。蔵書票は書籍の所有者を示すもので、日本の蔵書印に当たりますが、絵画作品としての価値も高いものが多数展示されていました。絵柄も台湾の風土や文化を描きこんだ特色あるものが目につきました。
最後に、成城を代表して及川より謝辞を述べ訪問を終了しました。温かな歓待にすっかり時間を忘れ、予定を超過する1時間半あまりの滞在となりました。
朱先生はじめ台湾文化センターの皆さま、淡江大学の袁先生、そして、訪問実現にご尽力くださった郭所長に、心より感謝申し上げます。21名の生徒諸君には、台湾および台湾の方々への敬意を新たにするとともに、間近に迫った台湾研修への意欲を更にかき立てられたようです。交流と親睦と学びとが融合した、素晴らしい表敬訪問となりました。